取り組み方針

デフアカデミーの存在意義

学校や家庭と協力しながら、子どもたちが安心して他者と関わり、力を伸ばす教育の場を提供することが私たちの存在意義です。特に、聴覚障害・難聴の場合は「孤独」との闘いが待ち受けています。子どもが自らのきこえないという状況を「周りとは違う・・・」「どうして私だけ」と感じる日はいずれやってきます。いずれやってくるその時に、デフアカデミーという場所を思い出してもらえたり、デフアカデミーで積み重ねた自信が「折れない心」となり子どもたちが前に進む力になれば、私たちは幸せです。

そのために、私たちは以下のような方針を立て、運営に反映されるように検証を繰り返しています。デフアカデミーでは仲間を作り、主に学習面において子どもたちのチャレンジ精神や自主性を育てるプログラムを用意しています。それらはすべて、私たちが子どもたちの成功体験を褒め、自信を育て、折れない心を強くする手段に過ぎません。

場づくり方針:子どもたちの安心と安全

デフアカデミーを訪れる誰もが安心して学びに来られるように、表情・雰囲気などにも意識を向けて場づくりをしましょう。
子どもの危険にいち早く気づくのは大人の役目です。いつ何時、その子の状況を聞かれても答えられるように、目と気を配りましょう。

場づくり方針:週に数回しか会わない、私たちだからできること。

それは子どもを許すこと。心から褒めてあげられること。
他人の中で最もその子のことを愛する存在になりましょう。

場づくり方針:ユニバーサルコミュニケーション

コミュニケーションは最も自分がラクな方法が自動的に選択される性質を持っている。自分がラクな方法を選んだ結果、何も伝わらない相手を生み出さないこと。面倒くさがって、伝わらないという結果を生むことをデフアカデミーは認めません。伝わらない相手が悪いということはありません。全員の努力が必要です。
デフアカデミーの中では伝えることや理解することに時間がかかることは気にしなくていいので、しっかり伝わったか確認しよう。
コミュニケーションの模範となれるように先生から働きかけよう。

  • 日頃から相手のきこえの程度、最適なコミュニケーション手段を知る努力をしよう。
  • 声・手話・板書などすべての手段を必要に応じて使う。
  • 話し手は、伝わったかどうか相手の表情を見ること。

指導方針:人は成長したいという本能を持っている。

誰でも今のレベルからちょっと難しいことにチャレンジし、認めてもらいたい。どうすればその本能の行動が目覚めるか、いかに学ぶことが面白くなる一工夫を入れられるか。週二回ほどの指導でどんな気づきや動機づけができるのか。
良い変化をつくる。その気になった子どもは自分の力で伸びていく。

指導方針:夢や目標に出会う場をつくる

夢を持つということは、「社会を知ること」「自分を知ること」から選択肢を得て、自分が一番ワクワクするものを自分で選ぶことです。
目標を持つということは、夢に向かって今の環境・自分からどう近づくかという目印を作ることです。

デフアカデミーの先生は、生徒に「社会のこと」をできるだけ多く伝えましょう。
生徒が「自分のこと」を知るきっかけをできるだけ多く作りましょう。
生徒が目標を立てやすくなるように整理をし、共に達成を目指す伴走者となりましょう。